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羽住 都 (ハスミ ミヤコ)

Author:羽住 都 (ハスミ ミヤコ)
絵を描く仕事をしたりしています('96~)。
(過去に関わった出版物等の一部→お仕事の本棚

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クチバシ

(C)2008-Miyako Hasumi


昨年末の展示が終わり、ふとせとちゃんを見ると、あれ?なんだかクチバシが伸びてる・・?

せとちゃんのことは毎日見ていましたし、クチバシもほぼ毎日私が指で摘まんだりしていたのですが・・

ネットで調べてみると、歳をとるとクチバシが伸び、飼い主さんが切ってあげているということがわりと多いらしいです。

ショック。
当たり前だけど、せとちゃんは歳をとったのです。
せとちゃんは今年8歳。
文鳥は平均寿命7歳と書いてあるところも見ます。

私が見させていただいたブログの文鳥さんは、11歳で、飛ぶ力も失い、足も弱り、大変辛そうでした。
それでも飼い主さんに見せる愛。飼い主さんの愛。

せとちゃんにもこういった未来が近付いている・・。


先日せとちゃんのカゴを洗いました。
その間せとちゃんはリビングで一人。
せとちゃんは行きなれない場所には行けない。

お風呂場でカゴを洗いながら歌をうたっているとなんとなく物音。

洗い終わってリビングへ行くとせとちゃんがいません。
名前を呼びながら見回すと、廊下へ続く扉の上に止まっていたのでした。

自分が行くことが出来る私に近いギリギリの場所。
かわゆい。(注意:扉の上は危険です)

歩けばすぐに飛んでくる。

私が朝起きればカゴの中から私をずっと見ている。
立ち上がると騒ぎ出す。

私の帰りが遅いと、起きて待っている。
すっ飛んできて、眠そうにしているのに離れない。

私が話しかけると、口にくっつくほど近付き、微動だにせずじっと聞いてくれる。

私が泣けばすっ飛んで来て顔に近付く。(涙目的かも・・)
つっぷせば無理矢理腕の中にもぐり込んでくる。
私が頭を抱えてジタバタすれば、慌てた様子で、私の前でピョンピョン飛び跳ねる。
可愛くて思わず笑ってしまう。

なんて純粋で愛しい存在。


鳥は大きいほど頭が良くて人間的。
4年前に亡くなったオカメインコの凪(なぎ)。
私が飼い主でしたが、凪は私以外の人が好きでした。
それでも毎日「可愛いねー」と私は言い、名前を呼びました。
凪は聞えないふりをしていました。人間ぽい。
誰もいなくて寂しい時間だけ、私の肩に止まっていました。

けれど
本当に息も絶え絶えで苦しそうだった最後の時、凪は私のもとから離れようとしませんでした。
苦しくて移動したくなかったけかもしれませんが、大好きな母の元へ行かせようとしてもイヤイヤをしていました。
凪はそのまま私の手の中で息を引き取りました。
オカメインコにしては短い10歳でした。

せとちゃんは確か11羽めのウチの小鳥。
凪と一緒だった時期もありました。

実はこの2羽は私にとってはとても長生きさん。
私と一緒に長く過してくれることを心から感謝しています。
過去の子たちは、残念ながら、学校から私が帰って来ると猫に連れて行かれてしまっていたり逃がされてしまっていたり、病死したりして早くにお別れしていたのでした。

どうしてまたいなくなってしまうんだろうと毎回大変ショックでした。
私にとっては大事な大事な存在。心のよりどころ。
いなくならないで欲しい・・・
でも皆いなくなってしまう・・

中学生くらいの時に飼った、白と水色のセキセイインコの勇ちゃん。(勇気)
その子は1カ月で亡くなりました。
勇ちゃんも私より母に懐いていました。
珍しく私のところに歩いてきたので、私はちょっと大人ぶって「母に遊んでもらったら?」と言ってやりました。

その夜、カゴの中の鏡付きブランコでぐったりしている勇ちゃんを母が発見。
ほどなくして亡くなりました。

私はあの時どうして遊んであげなかったんだろうと後悔しました。

そのことがあり、あぁ、小鳥の自由にしてあげよう。やりたいことやらせてあげよう。(小鳥の危険も考え、限度がありますが)
さらには、後悔しないようにしよう。大事にしよう。思いっきり愛そう。
そういった感情を学んだのでした。
過去に飼った小鳥から学んだことは無駄にすることなく次に活かそうと思いました。
それらの影響は小鳥に対することだけではないだろうと思います。

もちろん私は純粋な小鳥などではなく、人間なので、好き嫌いがあります。頭にくることだってあります。縁を切ることだってあります。
けれど、大切だと思ったものはよほどのことが無い限り、とことん大切なのです。
(ただし、興味の無いことに興味を持つことはとことん難しいですし、大切だという想いに達しなければあっさり捨てる。)


ところで、このブログの下に貼ってあるオカメインコの迷子のバナー。
その飼い主さんと知り合ったのは、凪が亡くなった後のこと。
外を歩いていて気にしていた迷子のポスターがきっかけでした。
こちらの飼い主さんも小鳥に関する色々な経験をされ、私も一緒になって怒ったり悲しんだりしました。

小鳥によって繋がる輪。
「好き」は人を繋げます。
類は友を呼ぶ。

「好き」を大切にしてください。
一番大事な気持ちですから。
その気持ちから文化も発展する。
色々なことに繋がる。
私の絵だってそう。


せとちゃん。その最後の時まで一緒にいられますように。
それは悲しくても何よりも幸せでありがたいことなのです。


そんなわけで、公認サイト時代から私の日記をチェックしてくださっている人はご存知かと思いますが、たまに熱く語ってしまう、鳥愛。

ここに再び。。

(ちなみにクチバシは今日、爪とぎで削りました。)


(C)2008-Miyako Hasumi
↑「かみかざり」の一部。

(C)2008-Miyako Hasumi
↑「僕の青い鳥」の一部。
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