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羽住 都 (ハスミ ミヤコ)

Author:羽住 都 (ハスミ ミヤコ)
絵を描く仕事をしたりしています('96~)。
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文庫 沈黙の書

装画を担当させていただきました。

『沈黙の書』
乾石智子 さん (著)

装画:羽住都
装幀:内海由 さん
創元推理文庫(F) 東京創元社 
定価:950円 (本体価格:880円)
2017年7月12日頃発売


東京創元社リンク
沈黙の書


制作途中時の写真です。
©2017-Miyako Hasumi
本番用の紙の裏に下絵をテープで貼り、トレース台で透かしながら描きます。
黒いインクに見えますが、青とセピアと黒を混ぜて作った色で描いています。


©2017-Miyako Hasumi
いつも水彩紙(ホワイトワトソン)にトレースしていますので下絵がうまく透けません。
下絵のコピーと本番の絵の同じ部分に1cm角に切りぬいた方眼紙を当てて
位置を見比べながら描いていきます。


©2017-Miyako Hasumi

©2017-Miyako Hasumi
真ん中の竜はお話の中に出てくる留め金をイメージしています。
小さくて潰れてしまうので細かくは描きません。
竜1匹がぐるっと上下左右の模様すべてと繋がるようにデザインしました。
花はお話に合った花言葉と絵に合った見た目を持つ花を探して描いています。
木は、お話の中の世界によく生えているブナの木をメインにイメージして描いてます。


©2017-Miyako Hasumi

©2017-Miyako Hasumi

©2017-Miyako Hasumi

©2017-Miyako Hasumi
左上・竜のアイデアラフ兼下絵(縮小コピーしてトレースしてます)、
右上・本番の絵、
下・折り畳んだ下絵のコピー。
見比べながら描きます。


©2017-Miyako Hasumi
混ぜて作った藍色(リキテックス)を薄く部分的に塗りました。
するとごちゃごちゃしない印象になります。
この絵の場合、絵の具部分を多くしてしまうと、線画が引き立たなくなります。

動物の周りの模様は星をイメージしています。
葉っぱや花で出来るだけ細かく白を残したのも、
ぱっと見た印象が一点に集中せずキラキラ輝くようにしたかったからです。
読後、とにかくキラキラして美しいという印象が強く残ったからです。


最終的には、過去に単行本用に描いた絵と今回描いた絵を組み合わせたデザインを、デザイナーさんに作っていただいたものが本の表紙になっています。

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沈黙の書

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